
デジタルテレビ放送では、アナログ放送と同じ電波帯域でより多くの情報量を送信できるため、デジタル化によって「多チャンネル化」又は「高精細化」(ハイビジョン)が可能となる。
また、データ放送など便利な機能も利用できるようになる。
デジタル信号ではアナログ放送で発生するスノーノイズやゴーストや雑音などの現象は起こらない。その代わりに伝送レートが不足しているとMPEG圧縮時にブロックノイズやモスキートノイズが発生する。また、雷雨や集中豪雨、大雪などによって電波の受信状態が悪くなる(降雨減衰)とベリノイズや白色点が現れたり、全く映らなくなる場合がある。
デジタル化によって、縦横比率(アスペクト)が4対3(ノーマル)に加え、16対9(ワイド)が加わる。
アナログテレビ放送(地上波・BS・CS)の場合はそれぞれの放送で定められている使用周波数(地上波では6MHz幅)に応じたチャンネル番号(物理番号)と機器のチャンネル番号が一致しているが、デジタルテレビ放送(地上波・BS・CS)の場合は放送で使用している物理チャンネル番号と機器側で操作設定するチャンネル番号は異なったものになっている。デジタル放送では、当該地域で放送業務として承認された放送信号にはリモコンキーIDが設定され、それに応じて機器側でのチャンネル番号が決定される(特殊な放送のケースではリモコンキーIDを持たない信号もありえるが、その場合は手動により設定する。)。また、デジタル放送の場合は、アナログ放送と異なり1つの物理チャンネル分の周波数帯域で複数の放送が利用されている。デジタル放送がアナログ放送より多チャンネル化が容易(周波数の有効利用が可能)なのは、この様な理由に因るものである。
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